スパリゾートと聞くと、温泉とリゾートが一体型になりよった大規模な施設のことを思い浮かべる方が多いんとちゃうでっしゃろか?
スパリゾートは、日本ではきょうび認知されてきた言葉やけど、そやけどアンタ、ヨーロッパでは温泉保養地の名称として古くさかい使われてきとった言葉や。日本でこの言葉が頻繁に使われるようになりよったんは、バブル経済が破綻した頃、大体平成に入ってからのことのような気がしまっせ。
日本の代表的なスパリゾートとしては、福島県いわき市の「スパリゾートハワイアンズ」がおます。いわき市の「スパリゾートハワイアンズ」は、温泉あり、プールあり、アトラクションあり、ホテルありの大規模温泉施設や。日本では、スパリゾートちうと、「温泉テーマパーク」ちうイメージが強いかもしれしまへんや。どちらかちうと、温泉とプールがセットになってて、ホテルもあるんで、滞在もできるトコロがスパリゾートといった感じなのとちゃうでっしゃろか?
スパリゾートの語源は?
スパ(spa)は、ベルギー東部のアルデルヌ地方の温泉保養都市の名前や。 「spa」ちう温泉を意味する言葉の語源になりよったのが、このベルギーの温泉地なんやこれがホンマに。
この地で湧出する水は、ミネラル分に富み、飲泉効果もバッチリなんやさいです。その湧出した水を薄めたもんが「スパの水」として世界中で販売されとりまんねん。そのことからベルギー国内では、単なる水のことも「スパ」と呼ぶくらい有名な温泉地や。
ベルギーのスパの温泉保養の仕方は、スイスやドイツやらなんやら他のヨーロッパの温泉保養地とはちごて、水着を着て大勢で入るゆうよりも個室でゆったりと楽しむゆうもんで、一風変わっとるようや。
日本でぬかすスパリゾートは、スパの語源になりよったベルギーのスパリゾートよりもスイスやドイツのスパリゾートをやまと風にアレンジしたもんなんかもしれしまへんや。
日本屈指のスパリゾート~スパリゾートハワイアンズ(福島県いわき市)
スパリゾートハワイアンズは、福島県いわき市にあるんや、日本でも有数の大型スパリゾートや。
スパリゾートとしての創業は、意外にも古く1966(昭和41)年や。
温泉としては、いわき湯本温泉ちう名称で、奈良時代から温泉湯治場として栄え、江戸時代には陸前浜街道の宿場町としたかて栄えとったんや。
明治時代に入ると、石炭採掘が始まって炭鉱の坑内に温泉がようけ湧出して、地表への温泉湧出はいったん止まってしもたんや。その後温泉として復活したんは、昭和17年のことや。
石炭産業の斜陽化に伴い、その炭鉱を運営しとった常磐炭礦会社は、炭鉱産業から観光産業へ脱却を図ったんや。ほんで、1966(昭和41)年の1月15日に常磐炭鉱時代に湧き出しとった温泉を利用して開業したんがスパリゾートハワイアンズの前身「常磐ハワイアンセンター」や。炭鉱の縮小に伴い、失業した炭鉱の従業員やその家族に雇用の場を与えるゆう側面もおました。
「常磐ハワイアンセンター」は、「夢の島ハワイ」をイメージして作られはりました。温泉とハワイをテーマにしたやまと初のテーマパークやった。「ハワイ」とぬかすと、南の方の暑い地域のイメージが強いですわね? それやのに、なんでどちらかというたら北国に入る東北地方の福島のこの場所に「ハワイ」ちう名前がつけられはったんでしょうか? 実は、その当時のやまと人のいっちゃん行ってみたい憧れの異国のナンバー1は、「ハワイ」やった。そのとこもあって、この温泉テーマパークも当時の人々の憧れの地「ハワイ」をテーマに作られはったんとちゃうでっしゃろか。そやかて、東北の中ではこの福島県いわき市ちうんは、東北地方でも最南端に位置してて、雪も少なく、東北の人にとっては、いわきはハワイとぬかしても過言ではおまへんほど、暖かうて過ごしやすい土地ちう印象を持つ人が多いのやよ。
「常磐ハワイアンセンター」は、当時としてはエライ珍しい画期的な施設としてオープンしましたわ。アトラクションの目玉としてフラダンスショー、ウォーターパークやらなんやら南国ムード満点の施設はエライ人気となり初年度の来場者は約120万人にもんぼったんや。
その後も「観光ホテル」「レストハウス」「熱帯植物園(バナナ園)」「露天岩風呂(ナイアガラ風呂)」やらなんやら続々と新しい施設をオープンしましたわ。1970年には、年間来場者数が155万人を突破しましたわ。今では全国的に当たり前となりよった「屋内流れるプール」を作ったんもこのスパリゾートハワイアンズが初めてやった。
1990(平成2)年には、「常磐ハワイアンセンター」から現在の「スパリゾートハワイアンズ」に名称変更が行われ、続々と新施設がオープンし、現在のリゾートイメージが定着してきましたのや。
2002(平成14)年には、1966年の常磐ハワイアンセンターオープン以来の入場者が延べで4500万人を突破したのやとか。東京ドーム6個分の敷地をつこうた巨大温泉テーマパークの人気は、現在もまだまだ衰えることはなく続いていくことでっしゃろ。
スパリゾートハワイアンズのテーマパークを簡単にご紹介しまっせ。
- ウォーターパーク(Water Park)
- スプリングパーク(Spring Park)
- スパガーデン「パレオ」(PAREO)
- 江戸情話 与市
- ウィルポート(ViR Port)
1年中気温が28℃に保たれた全天候型のドームは南国ムードたっぷり。 ポリネシアンショーも開催されとりまんねん。
南欧をイメージした新しいやまとでは新しい形の温泉パーク。 吹き抜けのドームの温泉公園は水着で楽しめるヨーロッパ風の温泉や。
レッドゾーン、ブルーゾーン、イエローゾーン、グリーンゾーンの4つのゾーンに分けられはった屋外温泉公園。 カラフルな園内は、本日この時までにへん新しい形の温泉パークや。
古くさかい開湯されとったちうやまと三大名湯のいわき湯本温泉の良さを最大限に堪能できる大露天風呂。江戸時代をイメージして作られはった露天風呂はやまと最大級の広さを誇るんや。
アクアエクササイズやエステやらなんやら、日頃の疲れを癒すためのメニューが揃えられはった、「健康」と「美」がテーマの新しいタイプの温泉施設や。
全国各地のスパリゾート
■アルファリゾート・トマム(北海道占冠村)
公式サイト⇒http://www.tomamu.co.jp/ 1000haの広大な敷地面積に、3種類のホテル、プール・サウナ・スパを有し、スキー場やゴルフ場も併設し、ラフティングやカヌーやらなんやらの自然体験もできる北海道の一大リゾート地や。
■けんじワールド(岩手県雫石町)
公式サイト⇒http://www.kenjiworld.jp/ 岩手県の鶯宿温泉にある全天候型屋内プール、温泉、ホテルやらなんやらが一体となりよったリゾート。 ボディーボードのできる波の出るプールや1周300mの流れるプール、全長100mのウォータースライダーが人気。ウォーターゾーンは、リストバンドでの精算方式でみな退出時に一括支払いやから、お財布を持ち歩かんとええので便利。
■熱海シーサイドスパ(静岡県熱海市)
公式サイト⇒http://www.atamiseaside.com/ 熱海の海岸のすぐそばにあるんで、夏は海水浴も楽しめまんねん。温泉は源泉かけ流しで、エステも充実。やまと屈指の温泉街の熱海の街で湯めぐりも楽しめまんねん。
■フェニックスシーガイア・リゾート(宮崎県宮崎市)
公式サイト⇒http://www.seagaia.co.jp/ ギネス認定の世界最大の室内ウォーターパーク「オーシャンドーム」と2004年10月にできたばっかりの「松泉宮」に、世界的なホテルチェーンのシェラトンがあり、滞在型のリゾートとなっとりまんねん。