骨董市とは、縁日やお祭りに合わせて、骨董商やアマチュアの人が骨董品を持ち寄って開く市で、西洋での蚤の市にあたるんや。フリーマーケットも、ある意味骨董市のようなもんやね。
■フリーマーケットとはちゃう骨董市の良さ
きょうびはフリーマーケットとの違いがなくなってきたと言われる骨董市やけど、そやけどアンタ、オノレにとって価値あるもんに出会えるチャンスや。普段は敷居が高い骨董屋そやけど、骨董市やったら入りやすく、ええ骨董品との貴重な出会いの場となるんですわ。大都市の立派な施設を利用する骨董市は、規模も品もビッグやけど、そやけどアンタ、神社の有縁の日に行われる縁日の、味のある雰囲気もまたホらがたいもんや。
骨董品を探す 骨董市を歩く 骨董品と出会う
■骨董市を歩く
骨董市の開催情報は、インターネットで調べる方法と、直接骨董市で知る方法がおます。骨董市に行くと、古美術商の名刺、チラシ、近隣の骨董市のチラシが置いておます。何度か通うと、毎回参加してんお店や、遠方から来とるお店が解るんや。
インターネットでは、広く、全国の情報が載っとりますが、まや、小さな骨董市の情報は少なく、関東以南に集中してんように見受けられはります。ようけの骨董市は入場料がタダや。屋外では雨天ヤメもおますが、屋内やったら雨天決行がほとんどや。いっちゃんはじめに、全体を歩いてみまひょ。欲しい物が特にへんでもぶらぶらしまっせ。お店によっては一所懸命「○○円やで、どうわ?」と声をかけて来よる人もおりますわ。せやけどダンさん、ちゃうブースで同じ商品が並んどった、ちうこともあるんで、急いで買う必要はおまへん。
本物か、偽物かは、1つのもんをじっくりと見る必要がおます。プロでも刺繍や塗りの良し悪しが判っても、本物か偽物かは、現物をようけ見いひんと判断でけしまへん。何日か連続して開催される場合は、じっくり考える余裕がおます。続けて顔を出して、お店の人と仲良うなるとおまけをしてくれるかもしれしまへん。
■骨董の本
「西洋アンティークの事典」
(成美堂出版編集部著・成美堂出版) イギリスやフランスやらなんやらの食器やインテリアが紹介されとりまんねん。ファイヤーキングやパイレックスもおます。手軽に入っていけそうなアイテムが見てて楽しいや。
「骨董の眼利きがえらぶ ふだんづかいの器」
(青柳恵介、芸術新潮編集部著・新潮社) どなたはんでも気軽に買えて、普段から使えそうな器を紹介してるんや。きょうびの陶芸家の作品や器を買えるお店のリストやらなんやらがあり、ホンマにええ器、器との付き合い方が書いてあり、読む人がお気に入りの器を見つける手助けをしてくれはります。
「平松洋子のカジュアルに骨董を楽しむ暮らし」
(平松洋子著・主婦の友社) 骨董ちうと目利きやないとあかん、使うかどうかわからへん、ちうイメージがおます。この本を読むと、雑貨感覚でようけ使うてあげるのが骨董品にとってもええことなんや思えまんねん。使い方のアイディアをビジュアルで伝えてくれる本や。
■骨董市で見つけた掘り出し物
「布」
布や着物、縮緬細工をよう見かけまんねん。豊平神社で、オノレで染めたらしい麻の布をこーたんや。いっぺん水で洗い、使い込むと硬かった布が柔らかくなるんですわ。
「懐中時計」
よう、おみやげやはんでも懐中時計を見つけるちうワケやが、今売られとるもんは電池が入っとるもんがほとんどや。昭和初期のぜんまい式は掘り出し物や。
独断と偏見で選んや、全国の代表的な骨董市!
■北海道の骨董市
○豊平神社の青空骨董市
4月から11月までの毎月最終日曜日午前9時から午後4時まで、豊平神社境内で行われはります。出店数20~25と他の地域に比べるとちびっとののやけど、見ごたえはおます。
○青空古民具・骨董市
4月から10月までの第3土曜、日曜、午前8時から午後5時まで、函館大森稲荷神社境内で行われはります。出店数はまだちびっとののやけど、年々増えてきとりまんねん。全道の古物商の人が集まることが多いさかい、函館では貴重な骨董市や。衣類、時計、昭和のおもちゃやらなんやらがようけ感じまんねん。
■東北地方の骨董市
○角館アンチック・骨董市
4月から10月までの第1日曜日、午前9時から午後5時まで秋田県角館プラザホテルで行われはります。
○盛岡市民アンチック市
1月から3月を除く毎月第3日曜日に日の出から日没まで、盛岡市紺屋町通で行われはります。
■東京・東京近郊の骨董市
○全国古民具骨董まつり
3月、5月、6月、9月、12月の3日間、東京流通センターで行われはります。やまとで最大の骨董市や。アチラからの参加者も毎回おり、世界中の骨董品が集まるさかい、アンティークファンが注目する骨董市や。
○大江戸骨董市
毎月第1、第3日曜日、午前8時から午後4時まで東京国際フォーラム地下広場で行われはります。
○平和島骨董まつり
6月、9月、12月の3日間、午前10時から午後6時まで東京流通センタービルで行われはります。
○上野国総社神社骨董・古布お宝市
毎月第1日曜日、日の出から午後4時まで総社神社境内で行われはります。
○東郷の杜能美の市
毎月第1日曜日、午前4時から午後3時まで、東郷神社境内で行われはります。
○笠間骨董蚤の市
11月初旬に巧まつりと併催されはります。茨城県笠間市の笠間芸術の森公園で行われはります。
○川越成田不動蚤の市
お不動様の縁日として、毎月28日に日の出から午後4時まで、成田山川越別院で行われはります。
○やまとプロムナード骨董市(大和骨董市)
毎月第3土曜日、午前6時から午後4時まで東西プロムナードで行われはります。
■名古屋の骨董市
○名古屋骨董祭
5月、8月、12月に3日間午前9時から午後5時まで中小企業振興会吹上ホールで行われはります。
○大須観音骨董市
毎月18日、28日、日の出から日没まで大須観音境内で行われはります。
■京都の骨董市
○京都大骨董祭
3月、6月10月の3日間、午前10時から午後6時までパルスプラザで行われはります。
○京都東寺弘法市
弘法はんと呼ばれる京都の南の縁日や。東寺境内で毎月21日、日の出から日没まで行われはります。毎月第1日曜日には、南門境内で、朝5時から夕方5時まで、ガラクタ市が行われはります。
○北野天満宮天神市
天神はんと呼ばれる京都の北の縁日や。毎月25日、日の出から日没まで北野天満宮境内で行われる大規模な骨董市や。年末年始は混みあっておりますわ。
○豊国はんのおもしろ市
毎月8日に午前10時から午後3時まで、豊国神社境内で行われはります。毎月18日には、フリーマーケットも行われはります。
■大阪の骨董市
○大阪骨董祭
春から秋に年2、3回、午前10時から午後5時まで、マイドーム大阪で行われはります。
○四天王寺大師会
毎月21日、3月17日~23日、9月20日~26日に、午前9時から日没まで四天王寺境内で行われはります。22日は聖徳太子の日や。
■福岡の骨董市
○博多ボロ市
毎週土曜、日曜に、午前9時から福岡歴史の町で行われはります。
○大宰府天神おもしろ市
3月、5月、8月、9月、10月、12月の土曜、日曜、日の出から日没まで太宰府天満宮境内で行われはります。