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お中元

お中元というたら、夏の風物詩やね。
日ごろお世話になっとる方への夏の贈り物。
きょうびは、企業の交際費の削減やお付き合いの簡素化やらなんやらで、昔に比べれば、お中元を贈る人は少なくなっとるかもしれしまへん。

やけど、そやけどアンタ、お付き合いのある方々への感謝の気持ちを込めて贈るゆう、やまとの昔からある習慣でもおます。 お中元にまつわるあれこれ、知らへんかった!そうなんや!ちう豆知識の数々をご紹介しまっせ。 読み終わった後には、お中元を贈ってみようかいな・・・思えるようになっとるかも?! お中元を贈りそびれた・・・ちう方は、「暑中見舞い」「残暑見舞い」やったらまだ間に合おんねん!

お中元とは?

お中元とは、7月の上旬から中旬ぐらいの時期に、お世話になりよった方に向けて贈り物をするその習慣や、贈り物をする行為や贈る品物のことを指しまっせ。この時期に贈り物を贈る場合には、のし紙には「御中元」やらなんやらと書いて贈るんや。 夏の時期の「お中元」に対して、冬の12月中旬から下旬ぐらいの時期に同じように行われるもんを「お歳暮」と言おりますわ。

■中元は元々は特定の日を指す言葉やった

お中元は、夏のある時期の贈り物に対して使われる言葉やけど、そやけどアンタ、元々は「中元」ちうんは7月15日を指して使われる言葉やった。「三元」ちう陰暦の暦を表す言葉やった。1月15日を上元、7月15日を中元、10月15日を下元と言い、合わせて三元としたちうワケや。

 元々は道教の風習やったが、仏教の「お盆」と混同されて、中元は先祖をお参りする日となり、そのお礼として公家の間で物を贈るゆう風習が室町時代の頃に生まれはりました。江戸時代以降にそれが変身して、お世話になりよった方へ贈り物をするゆう行為として庶民の間にも定着したようや。
お中元はお世話になりよった方へ贈るもんちう習慣は、今でも変わってへんねんや。


お中元のマナー


お中元を贈る時には、いくつかルールがおます。
お中元を贈る人、贈られはる人の立場ごとに説明していきまひょ。
お中元を贈るゆう習慣は、儀礼的になりがちやけど、そやけどアンタ、そうんやったらへんような贈り方を心がけたいもんや。
また、本日この時までお中元を贈ったことのあらへん相手に贈る時は、その後もお中元を贈り続けるかどうかも考えた方が良ささいです。お中元ちう、いっぺん贈るとなんか次の年も贈らなあかんんかなぁちう気になってまうもんではおまへんやろか?
もし、特にお世話になりよったので今年だけ贈る、ちうような場合には、「お中元」ちう表書きは使いまへんで贈ったり、時期をちびっと外して「暑中見舞い」として贈ったりするとええでっしゃろ。

    ■■お中元を贈る側のマナー■■

  • お中元は、元々は7月15日を指す言葉やから、7月の上旬からその頃までに贈るもんとされとりますが、関西地方の一部では、旧暦に合わせて8月の上旬から15日に贈る地域もおます。東北地方そやけど、お盆は8月に行う地域もおますから、その土地のお盆の時期に合わせて贈るのがええでっしゃろ。できれば、ギリギリになってから贈るのやなく、早めに贈りまひょ。

  • 相手の方か喪中の場合でもお中元を贈んのには支障はおまへん。せやけどダンさん、四十九日前やったり、まだ喪が明けて間もへんかったりする場合は、「暑中見舞い」や「残暑見舞い」やらなんやらとして贈るようにした方がええかもしれしまへん。

  • お中元の品物にかけるのし紙の表書きは、特に理由があらへん限り「お中元」「御中元」としまっせ。

  • 一般にお中元を贈る時期を過ぎてしもた場合には、立秋前は「暑中御見舞」「暑中御伺い」、立秋以降は「残暑御見舞」「残暑御伺い」ちう表書きで贈りまひょ。

  • 季節の挨拶も兼ねとるのがお中元やから、先方にお伺いして直接渡すことが出来よる場合は、先様の都合を事前に聞いてから訪問しまひょ。遠方の場合は、運送業者による配達となるんやが、事前に在宅してん日時を伺って配達日時の指定をするんもええかもしれしまへん。贈る側は、品物をいきなり贈りつけたり、贈りっぱなしにならへんように、事前に贈った旨を手紙やはがきを品物とは別に送って伝えたり、文句カードを同封するやらなんやらして、言葉も添えて贈ることを心がけたいやね。

  • 「高いもん=ええもん」とは限らしまへん。あんまり高価なもんを贈ると、逆に先方に気を使わせてまう場合もあるんで、過分なもんを贈り過ぎへん心遣いも必要や。また、目上の方へは商品券やらなんやらの金券類を贈るんは失礼に当たるさかいに、気をつけまひょ。

    ■■お中元を受け取る側のマナー■■

  • お中元をもろたら、じぇったいお礼状を贈ってもろた方へ出しまひょ。この場合は、はがきや手紙やぐに出すことが大切や。お中元の品物が届いたこと、お礼の気持ち、もろたもんの感想やらなんやらを書きまひょ。お中元の贈り主が気心の知れたごく親しい方やったら、電話でお礼の気持ちを伝えても構いまへん。
  • お中元をもろたら、お返しをじぇったいせなならへんちう決まりはおまへんが、高価なもんや手に入りにくいようなもんをもろた場合は、出来ればお返しを送るのが望ましいや。

■お中元はどなたはんに贈ればええの?

お中元はこの人に贈らないけへん、ちう決まりは特におまへん。 オノレが贈りたい思った相手、贈なあかん思った相手へ贈ればええねん。「日ごろお世話になってて、なかいなか感謝の気持ちを伝える機会があらへん」相手や「遠く離れてて、なかいなか会う機会のあらへん」相手がお中元を贈る相手の目安といった感じでっしゃろか。

せやけどダンさん、お中元を贈る時に相手によって気をつけた方がええポイントがおますさかい、それについては、ちびっとご説明しておきまひょ。

    ■■お中元の贈り先とポイント■■

  • 会社の上司
  • 金額的には5000円程度の品物を贈るのが適当。 社内規定で贈答を認めておらへん会社の場合は要用心。

  • 仕事上の取引先
  • 社外の方やから、特に個人的にお世話になっとる場合は贈ることもあるか思うんやが、基本的には仕事上やったら、会社対会社の付き合いやから、会社として贈る場合も考えられはります。上司同様、所属会社で贈答に社内規定や慣習があらへんかの事前確認が必要や。

  • 両親・きょうだい

  • ごく近い身内に当たるさかい、贈らんと失礼にはならしまへん。別居しとったり、同居して育児や家事やらなんやらで協力したかてらっとったりする場合は、感謝の気持ちを改めて伝えるええ機会とちゃうでっしゃろか? 感謝しててもなかいなか面と向かって気持ちを伝える機会って意外とちびっとのもんや。近い間柄やから、相手の好物や喜びそうなもんを贈りまひょ。


  • 親戚

  • ごく近い身内とちごて、いっぺん贈り始めたら、何となく贈り続けることになってしまいそうなビミョーな間柄なのが親戚なんやこれがホンマによや。止め時がなかいなか分からへんので、ホンマにお世話になっとる親戚にだけ贈るようにする方がええかもしれしまへん。
    余計なお世話やけど、わては、社会人になる時に入社時の保証人をお願いした親戚には入社して最初の3年くらいはお中元を贈っとったんや。就職や仕事上でお世話になりよった場合は、贈った方がええかいなとわては思とります。


  • 仲人

  • 結婚は、人生でもごっつう大きい出来事やし、節目でもありますねんや。仲人をしたかてらった方には、お中元を贈っとるちう人はやっぱり多いようや。挙式のみの仲人をお願いした場合は、結婚してから最初の3年お中元を贈ればええちうケースが多いんやけど、会社の上司やったり、親戚やったり、親の友人やったり、といった結婚式の時だけお世話になるといった間柄ではおまへん場合は、続けてお中元や御歳暮を贈っとる人もおるみたいや。


  • 学校の先生

  • ボウズの学校の担任の先生の場合、公務員やったり、ボウズの成績を評価する公正な立場やないといけんという理由から、お中元やお歳暮といった贈答品を受け取ることがでけへんのがほとんどや。立場上受け取ることがでけへん方へ贈るんは失礼に当たり、また、相手に迷惑をかけることにもなるんやさかい、差し控えた方がよいでっしゃろ。ボウズ本人から暑中見舞いや年賀状を出す程度やったら問題のあらへんこともおます。


  • 習い事の先生
  • 学校とはちごて、月謝を払って通っとる習い事や塾の場合は、基本的にはお中元は不要や。せやけどダンさん、ボウズの習い事で将来その道に進むような場合には長くお世話になることも考えられはるさかい、お中元やお歳暮を贈る方もおるようや。 オノレが習い事をしてん場合やらなんやらは、他の生徒はんと一緒に連名で贈ると金額的には少のうて済みまんねん。それに、先生が負担に感じることもないんで、何人かでお中元を贈るんはええ方法や。

■お中元に贈る品物の予算は?

お中元を贈る相手にもよるんやが、大体は目上の方へは5000円程度、同僚や友人の場合は3000円程度のもんが多いようや。ほとんどの人が贈る先一軒につき3000~5000円ちう回答をしてるんや。 ちうことは、ごっつうも相場よりもかけ離れた金額ではなければ予算はおのずと贈る相手によって決まってきまんな。その予算でどんだけ相手に喜んでもらえるもんを贈るかがあんさんのセンスの見せ所やね!

お中元リサーチ!

お中元に贈るもんは、その年の傾向や流行によって若干の差はおますが、食品やお酒を贈るゆうのが多いようや。 お中元についてのリサーチは、食品会社や通販サイト、小売店やらなんやら毎年どこぞの会社で調査をし、その結果が報告されとりまんねん。 きょうびの傾向としては、仕事関係の人へお中元を贈る割合が減り、身近な親や親戚やらなんやらにお中元を贈るゆう傾向が見られはります。 贈る品物では、夏ちう季節柄ビールやジュースと言うた飲料や果物やらなんやらを贈る傾向が強いようや。おもろいのが、実際に贈った品物・贈りたい品物と欲しい品物が必ずしも一致せんゆうことやね(笑)

    ■■お中元品物ランキング■■(参考:2006年食品会社実施の調査等)

    1位

  • お中元に贈りたいもん:ビール

  • お中元に贈ったもん:ビール

  • お中元で欲しいもん:商品券・ギフト券

  • 2位


  • お中元に贈りたいもん:コーヒー

  • お中元に贈ったもん:ジュース類

  • お中元で欲しいもん:ビール

  • 3位


  • お中元に贈りたいもん:産地直送の生鮮食品
  • お中元に贈ったもん:洋菓子

  • お中元で欲しいもん:ビール券

  • 4位


  • お中元に贈りたいもん:調味料・食用油

  • お中元に贈ったもん:麺類

  • お中元で欲しいもん:ジュース類

  • 5位


  • お中元に贈りたいもん:そうめん

  • お中元に贈ったもん:フルーツ
  • お中元で欲しいもん:洗剤

■お中元にもらうと嬉しいもん

お中元でもらうと嬉しいもんに挙げる人が多いんは、なんと金券類なんやけど、実際に金券を贈る人はちびっとのようや。やっぱり直接的過ぎるのと、目上の方に贈んのには失礼に当たること、贈る人のセンスが発揮できにくいさかい、いざ贈るとなると品物を選んでお中元とするっちうことが多いのやや。 実際にもろて嬉しいお中元は、夏ちう季節柄、やっぱり嗜好品がようけ、ビールやジュースがダントツや。お子はんのおる家庭では、ジュースの人気が高いようやね。

■お中元に贈りたい思うもん

お中元はどなたはんもがもらう側、贈る側になる訳ですわや。 その分、オノレがもろて困るようなもんは先方にも贈らんゆうんは大前提として、日持ちがするもんを贈る人が多いようや。 定番としてお中元に贈られはるもんは、ビール、ジュース、お茶、コーヒーやらなんやらの嗜好品、そうめん、ひやむぎ、うどん、そばやらなんやらの乾麺類、ゼリー、水羊羹やらなんやらのデザート類やらなんやらや。贈る相手の好みや家族環境、住んどる地域やらなんやらによって、贈る内容を変えるのがほとんどのようや。麺類やデザート類、果物やらなんやらは夏の季節らしいさかい、お中元ギフトとしては人気がおます。

現実的に、商品券や商品カタログから好きなもんを選ぶカタログギフト、じぇったい使う洗剤やらなんやらを贈んのもアリやけど、そやけどアンタ、贈る側のセンスが発揮でけへんさかい、よう知っとる間柄の方へ贈る人はあんまりおらへんようやね。

いずれにしたかて、オノレが欲しいもんでも相手が欲しいと同じように思たらは限らへんので、あんまり奇抜なもんを贈るんは避けたいもんや。贈った方ごとに何を贈ったかをメモしておけば、次の年以降に何を贈るかの参考になることも多いですわ。

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2007年06月11日 14:37に投稿されたエントリーのページです。

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