やまとのお祭りやイベントやらなんやらで古くさかい親しまれとる衣装である法被(はっぴ)。法被を着ることによって、気が引き締まり、連帯感を感じことができまんねん。現在、人気急上昇中のYOSAKOIソーラン祭りでもようけ、衣装として着られとりまんねん。そないな、法被の効果とは?
法被とは?
法被(ハッピ)とは、今は、お祭りに着る衣裳として認識されとりまんねん。半纏は、半天・袢纏・袢天とも標記されはります。江戸時代には「十徳(じっとく)」ちう呼び名もあったようや。法被と半纏の違いについてみていきまんねん。
■「法被」
「半纏」は江戸で使われだした呼び名で、半纏は職人はんが着る仕事半纏や町火消しが着る火消し半纏を意味してるんや。半纏は、着物の半分の長さで、いっちゃん上に纏う物ちう意味がおます。丈長く、脇あき、広裾、袖長く、胸紐あり、襟を反してして着るのが特徴的や。
■「半纏(はんてん)」
「法被」は 関西で使われだした呼び名で、法被は、文字通り儀式の衣裳とである「法衣」の意味が おます。丈短く、袖短く、袖口小さく、脇に襠がなく、胸紐なく、襟を反して着ないんが特徴的や。
法被を着る
「お祭り事」や「お祝い事」のイメージが強い衣装である法被。法被の種類は、全国各地域の文化や伝統やらなんやらによって、色・形さまざまや。
そないな法被には、お祭りの象徴としてだけでなく、わくわくするような感覚、楽しげな雰囲気、その場を盛り上げる効果やらなんやら、法被を着る事で、心意気までもが変わってきまんねん。きょうびでは、販売促進の衣装として見かける場面もようけなっとりまんねん。正月や年末やらなんやらのイベントや大売出し、家電店やらなんやらの販売員、学園祭、お客はんの呼び込みやらなんやら、法被姿の店員をよう目にしまっせ。
法被を着るゆうことによって、わて達自身の中でも何ぞが変わってくるんかもしれしまへん。さらに、祭りやらなんやらのイベントによっては、個性や独自性を出したい場合に、オリジナル名入れの法被を製作するゆう方法もおます。これにより、さらに連帯感が深まり、同じ目標に向かう仲間が一体となることができるちうワケや。
手作りの法被
法被の作り方は、浴衣の作り方を参考にするんがよいでっしゃろ。基本的には、法被の作り方は、直線縫いのみでできあがるさかい、それほど難しくはおまへん。大きさは、市販されとるもんを参考にしたかてよいかもしれしまへん。
きょうびでは、法被の型紙やらなんやらも販売されとるさかい、それを購入するんもよいでっしゃろ。オリジナルの手作りの法被の場合、文字入れやらなんやらがややこしいと言われとりますが、きょうびは、ファミコン...おっとちゃうわ、パソコンのプリンターで印刷し、アイロンでつけるタイプのアイロンシートやらなんやらも販売されとりますさかい、そういった便利ええもんを利用してみんのもええかもしれしまへん。法被の作り方を簡単に説明しまひょ。
■法被の作り方
横幅は、肩幅くらいの長さで、縦着丈×2の布をまず用意しまっせ。着丈横の中心から縦の半分までまず切り込みを入れはります。(前身ごろの部分)そこから、今度は、左翼右翼に首が通るくらいの切込みを横に入れはります。横の切れ込みから下にまっすぐ切り取るちうわけや。(前開き部分)その切れ込みが前たて襟の部分になるので細長く切った布か、バイアステープをつけまんねん。 次に別に、袖部分の布を用意して袖口の部分を三つ折にして縫い、その反対側を身ごろに縫い付けまんねん。袖口から身ごろの裾まで一気に縫いあげ、ケツに裾を三つ折にして縫うとできあがりや。縫い代をジグザグミシンで始末しておくとほつれしまへん。
よさこいでの法被
きょうび増えとるのが、運動会や発表会やらなんやらでのよさこいソーラン。お遊戯のひとつとして、行っとる学校もようけなってきとりまんねん。そのために、生徒の衣装を法被にして踊るゆう学校もようけなってきとりまんねん。鳴子やらなんやらをそろえるとさらに、よさこいらしくなってきまんねん。そやけど、全校生徒分を学校で揃えるんはエライちうことで、法被やのうて、三尺をたすきがけしたり、頭にバンダナを巻いたり、鉢巻をしたりして、よさこいらしさを出してんトコもおます。
法被を着るよさこいとは、またひと味ちごた雰囲気ではおますが、見る人も踊る人も楽しめるんやったら、ほんでもええんかもしれしまへんや。これから、全国にどんどん広がっていくよさこいちうわけや。それと共に、参加者も年々増えてきとるよさこいちうわけや。大人のよさこいに参加するんやったら、法被やらなんやら、よさいこいソーランの衣装として、利用してみるとええかもしれしまへんや。お祭りの法被、ぜひ、そろえて参加してみておくんなはれ。